春の野原で読書

ようやく春めいてきたので、近所の公園に遊びに出かけました。

行きがけにファーストフードで昼食を買って、いつものビオトープ畔にレジャーシートを敷いて食べました。

↑ いつも使っているレジャーシート。クッション性があるので、ビニールのものとは座り心地が段違いでよいです。


食べ終わるやいなや、子どもたちはザリガニ捕りに。ビオトープには竹筒のわながしかけてあり、夏にはザリガニが何匹も捕れますが、冬は水が落とされてできません。
久しぶりのザリガニ捕りでしたが、ビオトープに水を入れて間もないのか、竹筒が水面に浮いてしまっていて、ザリガニは一匹も捕れませんでした。

ヤマアカガエルのオタマジャクシだけが、泥の中を無数にうろうろしています。


私はレジャーシートに戻り、水の流れる音やカエルのゲコゲコ声を聞きながら、本を読みました。

6月のベルリンは森の中に埋没しているかのよう、だそうです。行ってみたい。

子どもたちは、川の流れに草の葉を浮かべて、飽かず競争させています。


そのあと場所を移動して、サッカーのPK遊びを子どもたちは延々2時間続けていました。

私はたまにその様子を眺めながら、近くで読書していましたが、じっとしているとさすがに肌寒くなりました。

麹生活トライアル(3・完)

麹生活を始めて2、3週間が経ちました。
家族で塩麹のスープを飲み、甘酒を砂糖の代わりに使い、麹あんこのおやつが定番になりました。

mumamomem.hatenablog.com
mumamomem.hatenablog.com


そんなころ、我が家の男性陣に気になる変化がありました。

  • おならの回数が増えた。そしてとても臭い
  • お腹は痛くないのに、いつも便がゆるい

時期的に麹生活と重なっています。なぜ?と思い、ネットで検索したり書店で本を見たり、納得できる理由を探しました。

FODMAPというものをご存知でしょうか。
小腸で吸収できない、4種類の発酵性糖質のことをいうそうです。

これらは一般に腸によい食べ物として知られていますが、このFODMAPが人によっては腹痛・下痢・便秘、だるさや疲労感を引き起こすというのです。

発酵食品は、まさにこの高FODMAP食品にあてはまります。
健康なお腹の人(=私)にはよい健康法であっても、そもそもお腹の調子の悪い人(=我が家の男性陣)には逆効果で、むしろ症状を悪化させてしまうことがあるそうです。

がっかりしてしまいました。
色々と調べてこれなら取り入れられそうだと試してきた麹生活が、我が家の男性陣には合わなかったようです。


家族での麹生活は、これまでとなりました。
自分のための納豆麹だけは、細々とでも作り続けようと思っています。

お料理が好きな子へおくる本

絵本を卒業したら、どんな本を読んだらいいのか、試行錯誤の続きです。

mumamomem.hatenablog.com
mumamomem.hatenablog.com
mumamomem.hatenablog.com


我が家のこどもたちはどちらも食べることが大好きですが、お料理することに興味があるかどうかは、年齢や性別とは関係がないような気がしています。

長男は気が向けばお手伝いをしてもいいかな、くらいのタイプ。それに対して次男は、隙あらばキッチンにやってきて何かやりたいと言います。
本やマンガ、あるいはテレビで見たお料理をストックし、次はコレを作ってみたいとアイデアをあたためているようです。

「わかったさん」「こまったさん」シリーズ

そんな次男には、かつて私も読んでいた「わかったさん」「こまったさん」シリーズをすすめました。
「かいぞくポケット」と同じ寺村輝夫永井郁子のコンビの本です。

わかったさんはクリーニング屋さん、こまったさんはお花屋さん。日常のなかから不思議な世界に巻き込まれ、お料理やお菓子作りに奔走することになります。
レトロかわいい、ということで今も人気があるのですね。


「わかったさん」と「こまったさん」をあっという間に読み終えてしまった次男に、最近出版されたお料理を取り入れた物語を、と思って探したのが「ルルとララ」シリーズです。

「ルルとララ」シリーズ

小学生のルルとララが営むお菓子屋さんに、森の動物たちがお菓子を注文にやってきます。
ただ次男にはちょっと絵がかわいらしすぎたのか、既刊の半分くらいは読んだものの、そのうちに手を出さなくなってしまいました。


お話的にも、往年の「わかったさん」「こまったさん」が仕事する大人の女性ということで、より魅力を感じてしまうのは、私自身が読みなれた読者であるせいなのでしょうか。

もちろん現実にありえないという意味ではいずれもファンタジーなのですが、そこで繰り広げられる物語にリアルさを感じられるかどうか。
こどもの本も奥が深いと感じました。

絵本を卒業したら…(3)

今回は2000年代以降に出版された本で、うちの長男・次男が、絵本から児童書への移行期によく読んでいたものを紹介しています。

「ほねほねザウルス」シリーズ

まずは「ほねほねザウルス」シリーズです。

恐竜化石のこども3人組が主人公。

マンガと文章とが交互に出てくるような構成で、マンガを読みなれている子には、本との中間のようなかたちで入りやすいと思います。
途中で、迷路などのゲーム要素も挟み込まれています。

そもそもはプラモデルのようなおまけがついた食玩(玩具菓子)がもとになっているようですが、そちらはよく知らなくても楽しめます。

「おばけずかん」シリーズ

もうひとつは、「おばけずかん」シリーズです。

ちょっと怖そうな絵で、それぞれのおばけについての短いお話が何本か入っています。


こどもはみんな「かいけつゾロリ」が好きになるのかと思っていたら、うちの子たちはあまり興味がありません。
私が好きだったファンタジー系もそれほど好きではないため、内容的にリアル系のものを探すことが多いです。

絵本を卒業したら…(2)


前回は「1ねん1くみ」シリーズを紹介しました。

mumamomem.hatenablog.com

同じなつかし系でこども達が気に入ったのは、「かいぞくポケット」シリーズです。全20巻あります。

「かいぞくポケット」シリーズ

永井郁子の絵がかわいいです。
同じ寺村輝夫の「ぼくは王さま」シリーズは、あまり読んでくれなかったのですが、「かいぞくポケット」はキャラクターが魅力的なのか、続き物の要素があるからか、先を争うように読んでいました。

はれときどきぶた」シリーズ

おなじみの「はれときどきぶた」シリーズも、何度も読み返しています。

こちらはシリーズ10作くらい出ていますが、前半の方がおもしろいらしく、後半になるともういいかな…と読まなくなってしまいました。

このあたりのこどもの本は、80~90年代には出版されていて、親世代で読んでいた方も多いのではないでしょうか。

絵本を卒業したら…(1)

絵本を卒業したら、何読もう?

機関車トーマスのキャラクター名が知りたくて、3歳でカタカナを読めるようになった長男。
毎日の読み聞かせと並行して、そのうちに自分で絵本を読めるようになりました。
あまり先取り学習には誘導したくなかったので、年齢にあわせて「こどものとも」を購読し、図書館に行くたびに山のように絵本を借りてきていました。

絵本を読んでいるあいだは、図書館で玉石混交の絵本を片っ端から手に取っていました。
また書店や図書館にもおすすめ絵本リストがたくさんあったので、選書に苦労することはありませんでした。


ですが、絵本は読み続けながらも、ある程度ページ数がある児童書にもチャレンジできるようになったころ。
絵本の先のこどもの本の情報は本当に少なくて、何を読ませればいいのか、どんな本をおすすめしてあげればいいのか、とても悩みました。

福音館の月刊誌も「こどものとも」「かがくのとも」から「たくさんのふしぎ」まで、就学前後のレベルがだいぶあきます。


まずは自分のこども時代を思い出して、おもしろいとわかっているものを…ということで読ませてみたのが、「1ねん1くみ」シリーズです。

「1ねん1くみ」シリーズ

1年1組の、元気でいたずら、おせっかいの「くろさわくん」と、彼にふりまわされながらも仲良くなっていく、語り手の「ぼく」の物語。

こどもの本は、息が長いですね。既刊19巻のシリーズを、あっという間に読んでしまいました。
数年後にすすめてみた次男にも、とても好評でした。


しかし、あっという間に読んでしまったぶん、次の選書に困ることになるのでした。

トルコ陶器でコーヒーを

寒い時期には、毎日のようにコーヒーを淹れます。

いつもコーヒー豆は、お店で粉に挽いてもらっていましたが、2年ほど前に電動のコーヒーミルを導入してからは、家で豆を挽いてコーヒーを淹れています。

挽きたてのコーヒー豆は、お湯を入れるとふっくらとふくらんで、よい香りがします。それを眺め薫るだけで、リラックスした気分になります。

なお余裕のないときには、キャンプ用のストックから一人用のドリップコーヒーを出してきます。ある意味ローリングストックです。

そんなわけで、大抵3,4杯分をコーヒーポットに淹れるのですが、そのポットの敷き物としてトルコ陶器のプレートが活躍します。

10年以上前に、トルコのイスタンブールで購入した思い出の品ですが、そのプレートを先日夫が落として割ってしまいました(泣)
大変ショックでしたが、毎日のように使うものだけにないのは困ります。
最近は、雑貨店の店先で見かけることもあり、日本にも輸入されているのは知っていましたので、ネットで新しく迎える子を探すことにしました。

これまでブルー系を使っていたので、今回は気分を変えて、赤いザクロの実をつけた木がモチーフになっているものを選びました。

こちらのレモンの木とも散々迷いました。

役割を終えた前任のプレートくんは、最後に写真をとってさよならです。これまでありがとう。