曽爾高原に行ってきた

2024年のキャンプはじめは、春休みのおわりに、奈良県宇陀郡曽爾村にあるサンビレッジ曽爾に行ってきました。

サンビレッジ曽爾

www.soni-kogen.com

いつものように、バンガロー泊です。
バンガローはかなり傾斜地に建っていて、景色が抜群によかったです。鋭くとがった岩山の峰の姿が、特徴的な風景でした。
久しぶりに山に来ましたが、空気が澄んでいて、特に朝は本当にさわやかで、いつもこんな朝を迎えられたらいいのに、と思いました。

4人用のバンガローは、2段ベッドが2台あって、お布団がついています(大事な情報)。エアコンもありです。
バンガローサイトは、BBQはOKですが焚火はダメ、つまり炭は使えて薪は使えません。

クラインガルテン曽爾

実は今回のキャンプの裏目的は、同じ曽爾村にある「クラインガルテン曽爾」を見学してくることでした。
クラインガルテン(klein garten、ドイツ語で「小さな庭」ですね)とは貸し農園なのですが、ここは滞在型で、キッチン・お風呂・トイレ付きのラウベと呼ばれる小さなログハウスも一緒に借りられるそうなのです。
ネットの情報だけではよくわからない部分があり、直接見てみたいと思って、夕方の散歩がてら片道30分ほどの道のりを歩いて行ってみました。

小高い丘の上の敷地には、確かに農地とログハウスがセットで並んでいて、まるでヨーロッパの小さな村のような風景が広がっています。
管理事務所を訪ねると、スタッフの方にお話をうかがうことができました。

金曜の夜に市街地からやってきて、土日に滞在しながら農作業をされる利用者が多いとのこと。近年は、子ども連れの方も増えているそうです。
ただこの時点で30人以上が予約待ちの人気で、順番がくるまでには何年も待たなければならないようです。
みんな考えることは同じですよね…。残念。


夜は曽爾村自慢の「お亀の湯」という温泉に行きました。
ナトリウム一炭酸水素塩温泉という、ぬるっとした特有の感触のお湯でした。
これはファンが多いのもうなづけます。

曽爾高原

翌日は、ススキの名所として有名な曽爾高原へ。

ススキ野原を維持するため、春の火入れをした直後だったようで、緑の草原を楽しむには時期がちょっと早すぎました。
高原の周囲の山々をまわり(強風注意!)、ベンチでお昼をいただくちょっとしたハイキングを楽しみました。
途中のファームガーデンで買った米粉パンが、とてもおいしかったです。
最近、家でも米粉パンに挑戦しているので、プロの技に子どもたちは感激しきりでした。


キャンプはじめにふさわしい、無理せず手軽に楽しめる休日になりました。