絵本を卒業したら…(1)

絵本を卒業したら、何読もう?

機関車トーマスのキャラクター名が知りたくて、3歳でカタカナを読めるようになった長男。
毎日の読み聞かせと並行して、そのうちに自分で絵本を読めるようになりました。
あまり先取り学習には誘導したくなかったので、年齢にあわせて「こどものとも」を購読し、図書館に行くたびに山のように絵本を借りてきていました。

絵本を読んでいるあいだは、図書館で玉石混交の絵本を片っ端から手に取っていました。
また書店や図書館にもおすすめ絵本リストがたくさんあったので、選書に苦労することはありませんでした。


ですが、絵本は読み続けながらも、ある程度ページ数がある児童書にもチャレンジできるようになったころ。
絵本の先のこどもの本の情報は本当に少なくて、何を読ませればいいのか、どんな本をおすすめしてあげればいいのか、とても悩みました。

福音館の月刊誌も「こどものとも」「かがくのとも」から「たくさんのふしぎ」まで、就学前後のレベルがだいぶあきます。


まずは自分のこども時代を思い出して、おもしろいとわかっているものを…ということで読ませてみたのが、「1ねん1くみ」シリーズです。

「1ねん1くみ」シリーズ

1年1組の、元気でいたずら、おせっかいの「くろさわくん」と、彼にふりまわされながらも仲良くなっていく、語り手の「ぼく」の物語。

こどもの本は、息が長いですね。既刊19巻のシリーズを、あっという間に読んでしまいました。
数年後にすすめてみた次男にも、とても好評でした。


しかし、あっという間に読んでしまったぶん、次の選書に困ることになるのでした。