遅れていたサクラの開花が一気に進んだ春休みのこの日、寝屋川市にある大阪府立生物多様性センターに、初めて行ってきました。
うちの子どもたちは、YouTuberのマーシーさんが大好き。
マーシーさんは、琵琶湖周辺を主なフィールドに、網で岸辺をガサガサと探し、生き物の捕獲・調査をしています。
うちの子たちはマーシーさんを真似して、河川でガサガサをして遊ぶのが好きになりました。
私も一緒になって動画を見たり、外来生物の本を読んだりしているうちに、これまで知らなかった身近な魚(特に淡水魚)の世界に関心をもつようになりました。
そんなわけで、大阪の淡水魚を展示するという生物多様性センターがあることを知り、行ってみることにしました。
まずクサガメやニホンイシガメを飼育している、屋外施設を見つけました。
カメはマーシーさんの動画でもよく出てくるので、おなじみです。
そばには水生植物を育てるビオトープがあり、野原に春の花々がたくさん咲いていました。
タンポポ、ヘビイチゴの黄色、コハコベの白色、サギゴケやスミレの紫色。
子どもたちは、モンシロチョウを追いかけて走りまわっています。
そんな私たちを様子見するように、離れた場所にはダイサギ・コサギの姿もありました。
こんな何でもない水辺が、もっとたくさん身近にあればいいのに、と思います。
ひとしきり外を堪能した後は、生物多様性センターの施設で展示を見ました。
淀川を中心とする大阪の生き物が展示されており、目玉としてイタセンパラが飼育されています。とてもきれいです。
道頓堀でとれたという話題のウナギもいます。
外来生物のオオクチバス(ブラックバス)、チャネルキャットフィッシュなども水槽にいました。
小さな施設ですが、外も中も生き物がたくさんいて、充実していました。
子どもたちは「大阪の淡水魚」ポスターをもらったり、コイの餌やり体験をさせてもらったりして大満足でした。
淀川河川公園のすぐそばなので、その後はそちらに移動して、おやつを食べサッカーをして遊んで帰りました。
そんなあたたかい春の一日でした。