お久しぶりのリハビリ日記です。
長男が風邪をひいているので、次男とふたりで外に出かけてきました。
おでかけ先は、西宮市貝類館です。
今年は戦後80年で、夏にテレビで久しぶりに「火垂るの墓」が放映されましたが、そのなかに西宮回生病院が出てくるシーンがあります。
この回生病院の院長だった菊池典男さんは、在野の貝の研究者として有名な方で、そのコレクションをもとにつくられたのが西宮市貝類館であることを、岡山大学の福田宏さんのポストで知りました。
『火垂るの墓』には西宮回生病院が登場します。その院長を務めた菊池武正・典男兄弟は著名な貝人であり、戦前戦後を通じて日本の貝類学発展の原動力だった黒田徳米博士の後半生に長く寄り添ったことから、現在の西宮市貝類館へと至った経緯はより広く知られてほしいと思います。画像の評伝に詳細あり。 https://t.co/3khO7eLCK5 pic.twitter.com/sW2v5AnVf8
— 軟体動物多様性学会【公式】 (@SocStudMollDiv) 2025年8月15日
気になっていた西宮市貝類館が、カタツムリの特別展をやっていると知り、ぜひ見に行きたいと出かけきました(カタツムリ大好き)。
ワンフロアのコンパクトな展示施設で、西宮・日本・世界の貝、そして貝類館のコレクションのもとになった貝類学者の黒田徳米、菊池典男の展示などがあります。
黒田徳米は、大阪市立自然史博物館で今春やっていた「貝に沼る」展で、大々的に取り上げられていた平瀬與一郎への奉公から貝類学研究を始めた方ですね。
西宮市貝類館は、実際に手に取って、耳にあててみたりできる貝がたくさんあるのが特徴だと思いました。
カタツムリの生体展示もあります。殻に毛が生えたケマイマイの、生きている姿を初めて見て感激!
西宮の貝展示のところにも生体展示がありましたが、もっと詳しい解説があったりとか見やすい水槽だといいのにな、と思いました。
カタツムリの特別展では、『足もとの楽園 ちっちゃな生き物たち』のぺんどらさんが撮影されていて「かわいい~」と見ていたカワザンショウの展示があって、「こんな大きさなのか~」と実感できました。
mumamomem.hatenablog.com
↑ぺんどらさんの本は、ここで紹介しています。
触角の先に目がついている、いわゆるカタツムリたちは「柄眼類」、カワザンショウやモノアラガイみたいな、触角の根元に眼がある子たちは「基眼類」ということを知りました。
基眼類、かわいい。
次男はサバイバルシリーズに出てくる巨大な貝が展示されているのを見つけるなどして、彼なりに楽しんでいました。
あと囲碁をやっているので、ハマグリの碁石を見つけて写真を撮るよう言われました。

西宮市貝類館は海のすぐそばにあるのですが、そこはヨットハーバーで貝がいるような場所ではなく、いちばん近くても香櫨園浜の砂浜まで行かないと貝は見られないそうです。ちょっと残念ですね。

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